成果報告

緑鐵受講生の平均点からの判断

緑鐵受講生の平均点からの判断

全科目で全国平均点を上回る

独立行政法人大学入試センターから、平成24年度センター試験(本試験)の平均点が発表されました。
緑鐵では、「受験生クラス」(医学部特別コースを含む)の今年度受験生からセンター試験の自己採点結果を提出してもらっていますが、その集計結果がまとまりましたので報告します。
下の表は緑鐵の受講生全体と、文系・理系・医学部コース別の科目別平均点、及び全国平均点をまとめたものです。
表を見て分かるように、全ての科目で緑鐵受講生の平均点が全国平均点を上回っています。
緑鐵の指導では、センター試験対策について講師が特別に細かい指示を出しているわけではありません。
しかし、毎年受験生に『センター試験突破マニュアル』というオリジナル教材を配布しています。
これはセンター試験対策への取り組み方や、科目選択術、科目別の詳細な勉強法などを記した戦術書です。
受講生がこれを参考に、講師とも相談しながら最適な対策を進めることのできた結果と言えるでしょう。

平均点グラフ

センター試験 ~緑鐵受講生平均と全国平均の比較~

  英語 リスニング 数学ⅠA 数学ⅡB 国語 世界史B 日本史B 地理B
緑鐵全体 163.00 31.88 83.04 66.73 146.90 73.64 81.26 72.57
文系 158.28 29.96 80.14 59.77 147.08 74.12 81.64 72.53
理系 166.36 33.09 84.58 70.25 146.85 70.60 79.50 72.59
医学部コース 185.70 35.60 93.50 90.40 146.05     81.75
全国平均 124.17 24.55 69.97 51.17 117.96 60.96 67.94 62.16

  物理Ⅰ 科学Ⅰ 生物Ⅰ 地学Ⅰ 現代社会 政治・経済 倫理 倫理・政治経済
緑鐵全体 80.33 78.08 76.54 78.25 63.22 69.22 85.58 69.15
文系 55.34 78.67 71.76 80.71 58.65 65.67 80.56 72.86
理系 81.61 78.05 80.60 67.41 66.33 71.11 88.24 67.79
医学部コース 87.75 91.21 94.15   79.49     68.75
全国平均 68.04 65.13 64.00 69.49 52.10 57.99 69.00 67.14

※「受験生クラス」および「医学部特別コース」における2012年1月1日時点での在籍者の内、51.1%の方々から回答を得ました。
その内、文系は41.6%、理系は58.4%(医学部コース含む)です。
※受験人数が5名以上の科目のみ掲載しています。

英語は全国平均を39点越える!
科目別に見ていくと、英語(筆記)では緑鐵受講生平均点が全国平均点より39点上回っていることがお分かりになると思います。
緑鐵では和田式“読み込み英語”をベースとしたカリキュラムを使用し、例年英語で高い点数を取ることに成功しています。
また、昨年度は緑鐵受講生平均点が全国平均点より33点上回っていたことを考えると、今年は昨年以上に和田式の効果が現れたと言えます。
大学入試では英語が欠かせない科目となっている昨今の状況を考えると、英語重視の緑鐵のカリキュラムが現在の大学入試を攻略する上で非常に合理的なものであると言えます。
英語の学習は短期間で行えるものではありませんが、しっかりと方法論に基づいて対策を行えた受講生からは、毎年「緑鐵で英語を頑張って良かった」という声が寄せられています。

“英数先行型”カリキュラムのアドバンテージ
緑鐵の特徴として、英語だけではなく、数学を重視している点が挙げられます。
数学もⅠAとⅡBを合わせた200点満点で見てみると、全国平均点を約28点上回っています。
英語と数学は配点も大きく、その様な科目できちんと点数を稼げることは緑鐵の強みであると言えます。
また、和田式は「国語軽視」と思われることがありますが、国語でも全国平均を29点上回っています。
適切な時期に適切な課題を指定する緑鐵のカリキュラムは、受験における総合力を鍛えるのに適したものであるということが、今回のセンター試験の結果からうかがえます。

「与えられる」だけではない学習の成果

あなたの可能性を広げるパートナー
過去の受講生の例を出しますと、スタートレベルチェックテストの結果が英語89/200点、数学67/200点、国語61/200点でした。
医学部を目指す受験生としてはかなり心許ない点数でしたが、「医学部特別コース」に入会し、意欲的に勉強に取り組んでくれました。
その結果センター試験では、英語183点、数学177点、国語163点をはじめ、5教科7科目の総合得点783/900点を叩き出し、宮崎大学の医学部に合格されました。
なぜここまで伸びたのかというと、最低限の基礎力が備わっていたことはもちろん、積極的に課題をこなし、毎回の通信でも担任講師と十分な情報のやりとりを行うことができたからであると分析しています。

これは医学部特別コースに限ったことではなく、緑鐵のカリキュラムを最大限に活用するために非常に重要なポイントです。
私たちは受験までの道のりを示し、激励するパートナーです。
しかし、受験を目指して日々歩みを進めるのは受講生自身。
あなたの積極的な姿勢と工夫次第で、緑鐵カリキュラムの効果は期待以上のものになるはずです。

社会・理科の科目選択に見る情報の浸透

緑鐵のお家芸“戦術ノウハウ”が活かされる
センター試験の選択科目に注目してみましょう。
下の表は、緑鐵の文系受験生の理科選択科目と選択者の数と緑鐵の平均点、全国平均点を比べたものです。
文系の理科選択で目立つのは、緑鐵では地学Ⅰを選択する人の割合が全国平均に比べると非常に高いことです。
一般的には「文系は生物を選択するのが当たり前」という風潮があります。
緑鐵受講生の地学選択の割合がなぜ高いのかというと、科目選択に関する情報や勉強法のノウハウがしっかり伝わっているからです。
地学は生物に比して短期間で仕上がるので、地学を選択した生徒は、文系では多くの対策が必要な数学などの科目のセンター対策や二次試験に向けた英語や国語の対策に多くの時間を取ることができます。
灘や開成、麻布などの進学校でも文系の地学選択者の比率がかなり高いのですが、これは「地学はコストパフォーマンスが高い」という情報が先輩の代から伝わっているからです。
受験を有利に進めるためのこうした情報やノウハウを提供するのが緑鐵の真骨頂です。
情報を伝えるだけでなく、具体的な勉強計画や参考書の使い方まで、先に述べた緑鐵オリジナル教材『センター試験突破マニュアル』で細かく伝えます。

  物理Ⅰ 科学Ⅰ 生物Ⅰ 地学Ⅰ
緑鐵受講生の選択割合 8.82% 8.82% 50.00% 32.36%
緑鐵受講生の平均点 55.34 78.67 71.76 80.71
全国平均点 68.04 65.13 64.00 69.49

経験者の情報・ノウハウを継承して成果を出す
同様のことは科目選択だけではなく、1つの教科・科目の試験に対するアプローチの仕方にも生きてくるものです。
「より効率的に、より1人1人の受講生に合った形で点数を稼ぐために、どの問題を得点源とするべきか、どの問題に時間をかけるべきか。」
こういった戦略を伝えることができるのも緑鐵の強みです。
実際に難関受験をくぐり抜け、要領よく勉強して合格を掴み取るノウハウを熟知している大学生講師だからこそ、そして長年にわたる指導の経験が蓄積されている緑鐵だからこそできるアドバイスはたくさんあります。
あなたの担任講師はもちろん、たくさんの先輩経験者の実績を受け継いで受験に挑めるのが緑鐵という場です。